本日のNBA速報
【本日のNBA速報】10/29(米国時間)19歳の2人、エイカフ・ジュニアとブーザー
キングスのエイカフ・ジュニアが34得点14アシスト、グリズリーズのブーザーがトリプルダブル。19歳の新人2人が主役になった夜を、数字で振り返る。
19歳エイカフ・ジュニア、34得点14アシスト
キングスは敵地でペリカンズに120-132で敗れ、開幕から5連敗となった。それでも、この夜いちばん目立ったのはキングスの19歳、ダリアス・エイカフ・ジュニアだった。34得点に6リバウンド、14アシスト。チームの120点のうち、自分で決めた34点と、アシストでお膳立てした14本を合わせると、攻撃の大半に絡んでいた計算になる。
この試合の前までの4試合で、エイカフ・ジュニアの平均は21.5点・4.8アシスト。平均の出場時間は35.3分で、リーグの規定到達者の中で上位4%に入る。新人がこれだけ長くコートに立ち、ボールを預けられているのは珍しい。得点はリーグの上位12%、アシストは上位14%と、数字の上でもすでにチームの攻撃の中心にいる。身長188cmのガードが、得点と組み立ての両方を任されている形だ。
一方で、課題もはっきりしている。FG成功率は34.4%、3P成功率は20.6%。得点は取れているが、決めた本数より外した本数のほうがずっと多い。打つ本数の多さで点を積み上げている段階で、効率の面ではまだリーグの下位にいる。
キングスにはザック・ラビーンやドマンタス・サボニスといった実績のあるベテランがいる。この日もサボニスは15リバウンドを拾った。ただ、チーム全体で見れば層は厚くない。だからこそルーキーがのびのびと出場時間をもらえている面はある。それを差し引いても、19歳でここまで点を取れるのは驚きだ。シュートの確率はまだ気になるが、これだけの得点力があるなら、NBAの試合に慣れたあとにどこまで化けるのかが楽しみになる。
キャメロン・ブーザー、19歳でトリプルダブル
グリズリーズは敵地でトレイルブレイザーズを124-103で下し、開幕5連勝とした。主役は同じく19歳のキャメロン・ブーザー。18得点、12リバウンド、12アシストのトリプルダブルを記録した。
この試合の前までの4試合で、ブーザーの平均は14.8点・10.5リバウンド・4.8アシスト。新人ながら毎試合のように2桁リバウンドを取り、リバウンドはリーグの規定到達者の中で上位2%に入る。12アシストはそれまでの平均の倍以上で、点を取るだけでなく、味方を生かす形でも試合を動かした。
父は2002年から2015年までNBAでプレーしたカルロス・ブーザー。その父の新人の年(2002-03、キャバリアーズ、20歳)の平均は10.1点・7.6リバウンド・1.3アシストだった。息子は19歳で、得点・リバウンド・アシストのどれもそれを上回るペースで1年目を走り出している。親子の数字は比較ページで並べて見られる。
チームも好調だ。グリズリーズは5試合を終えて負けなしで、平均得点118.2に対して平均失点は106.2。ロケッツと並んでウェストの首位に立っている。
19歳でのトリプルダブルは、さすがの一言に尽きる。今年のルーキーは豊作だが、その中でもブーザーが光るのは、安定して数字を残していることと、それがチームの勝利につながっていることだ。個人の記録だけでなく、勝っているチームの中心にいる。そこにこの選手の価値がある。
最新の順位は順位表で見られる。
数字はNBAの公開データとDUNKDEXのデータによる(米国時間10月29日の試合終了時点。今季の平均は、この試合の前までにサイトに入っている試合の分)。
文・DUNKDEX運用事務局